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汗をかくと肌がかぶれる…

汗をかくと肌がかゆくなったり、赤くかぶれたりという症状が表れることがあります。とくに気温が暑くなる夏場や湿気が多くなる梅雨時期は、寝ている間もたくさんの汗をかくので、無意識に肌をかきむしって傷つけてしまう場合も…。汗をかくとどうして肌がかぶれるのか、原因と対策を詳しく解説しています。正しいスキンケア方法も紹介しているので、是非参考にしてみてください。

汗による肌かぶれの原因は?

汗をかいたときの肌かぶれのパターンは大きく2つにわけられます。ひとつはバリア機能が低下して、肌そのものにトラブルが起きているパターン。もうひとつは、汗をだす「汗腺」にトラブルが起きているパターンです。原因と対策を詳しくみていきましょう。

バリア機能の低下

汗をかいた時、かぶれやかゆみが広範囲に表れる場合は、肌のバリア機能が低下している可能性が高いでしょう。

汗には塩分やアンモニアがわずかに含まれています。バリア機能が正常に働いている肌にとっては大した刺激になりませんが、バリア機能が低下している肌にとっては刺激となるため、かぶれやかゆみを引き起こしてしまうのです。

バリア機能を低下させる要因

バリア機能とは、厚さわずか0.02mmの表皮(角層)が外部の刺激をブロックする働きのこと。8層〜10 層に積み重なった角層細胞は、水分を蓄えるとクッションのような状態になるため、摩擦や紫外線などの外部刺激から肌を守ることが可能。

バリア機能を低下させる要因はひとつではありません。加齢やターンオーバーの乱れ、乾燥、紫外線、熱いお湯での洗顔、摩擦などの刺激が強い洗顔法など、さまざまな要因があげられます。

対策

肌のバリア機能を正常に保つには、日頃のスキンケアや生活習慣を見直してみることが大切です。スキンケアは特に「保湿」を意識しましょう。洗顔後、なるべく早いタイミングで保湿ケアを行うのがベターです。化粧水でたっぷりと水分を補給し、水分が蒸発しないように乳液やクリームでフタをするのがポイント。常日頃から丁寧なスキンケアでうるおいを補給すれば、角層細胞が水分を蓄えてふっくらとした状態になるため、バリア機能を正常に保てます。

また、睡眠不足や偏食、過度なダイエット、喫煙、飲酒、運動不足、冷え、便秘などは肌のバリア機能を低下させる要因となるため、これらの生活習慣に心当たりがある場合は見直してみましょう。

あせも(水ぶくれ・炎症)

あせもは、汗を多くかいた時に汗腺(汗を出す腺)が詰まり、肌の内部にたまった汗が水ぶくれや炎症を起こしている状態をさします。あせもと言えば赤ちゃんや子供がなりやすいイメージを持つ方も多いですが、大人でも汗をたくさんかいて「あせも」ができるのは珍しくありません。あせもはどのような場合に起こりやすいのか、要因と対策をまとめました。

あせも(水ぶくれ・炎症)の要因

あせもは、高温多湿の環境にいるとき、発熱時、運動後など、汗を多くかきやすい状態の時に起こりやすいとされています。「大人のあせも」は肌と肌が接触しやすく、汗が溜まりやすい部分(髪の毛の生え際、ひじの内側、首筋、腋下、ももの内側など)に表れやすい傾向が。また、汗腺の詰まる位置によってあせもの症状は異なります。

  • 紅色汗疹(こうしょくかんしん)…汗腺が肌の表面で詰まり、肌にかゆみやかぶれが現れるもの。湿疹や膿をともなう場合もある。
  • 水晶様汗疹(すいしょうようかんしん)…汗腺が角層で詰まり、水ぶくれが現れるもの。赤ちゃんの顔にできやすい。
  • 深在性汗疹(しんざいせいかんしん)…皮膚の深い位置で汗腺が詰まり、紅色汗疹のような症状を繰り返してしまうもの。

一般的にいわれる「あせも」は、紅色汗疹をさす場合が多いようです。

対策

あせもを防ぐには、「肌を清潔に保つこと」と「保湿ケア」が欠かせません。汗をかいたままの肌は、見た目はしっとりしていますが、肌表面の水分がどんどん蒸発して乾燥しやすい状態になっています。乾燥するとバリア機能が低下して、さらに肌トラブルが起こりやすい状態になるため注意が必要。こまめに汗を拭いたり、ぬるま湯で流したり、衣類を着替えたりして清潔な肌を保ちながら、保湿も忘れずに行いましょう。

特に日本の夏は猛暑が続き、高温多湿となっていますので、あせもになりやすい環境といえます。必要に応じてエアコンを活用し、衣類も通気性のよい素材を選ぶのがおすすめです。

ときには「かゆみ」を我慢できない時もあるかもしれませんが、爪で肌を引っかいてしまうと傷ついた場所から細菌が入り、化膿したり、かゆみが増したりする恐れがあります。かゆみやかぶれが辛い場合は、冷やしたタオルで押さえ、おさまらない場合はかゆみ止めを使ってみてください。

汗でかぶれたときのスキンケアは?

どんなに気を付けても、環境や肌質によっては汗でかぶれてしまうことがあるでしょう。既に汗かぶれで悩んでいる方のために、正しいスキンケア方法をご紹介します。ポイントは炎症やかぶれ、かゆみを抑えながら、肌のうるおいを補充して、バリア機能の正常化を目指すことです。

炎症を抑える成分が入ったスキンケア用品を選ぶ

肌に炎症が起こっている場合は、なるべく肌に刺激を与えないスキンケア用品を選びましょう。可能なら、炎症を抑える成分が入っているスキンケア用品を選ぶのがおすすめです。炎症が起きている肌はとてもデリケートな状態。スキンケアを行う際は、叩き込んだり、ゴシゴシ擦ったりせず、手のひらで優しく押さえて馴染ませるようにしましょう。

かゆみを抑える成分が入ったスキンケア用品を選ぶ

かゆみがある場合は、かゆみを抑える成分が入っているスキンケア用品を選ぶのも良いでしょう。添加物が肌刺激となる可能性もあるので、なるべく肌刺激の少ない成分でつくられたスキンケア用品を選ぶのがおすすめです。必要以上に触れるとかゆみがひどくなる可能性が高いため、スキンケアを行う際は肌を擦らないように注意してください。

摩擦の少ない洗顔を心がける

汗でかぶれた肌は、バリア機能が低下している可能性大。少しの刺激であってもダメージを受けやすい状態です。肌を清潔に保つための洗顔は欠かせませんが、ゴシゴシ力を入れると摩擦で肌を傷めてしまいます。洗顔料をしっかり泡立てて、優しく肌を包むようなイメージで丁寧に洗うのがポイントです。

洗顔後のスキンケアは念入りに

汗による肌トラブル対策の基本は保湿です。洗顔で汗や汚れを落としたら、しっかりと水分を補給して、肌にうるおいを閉じ込めましょう。洗顔後なるべく間を置かずに化粧水や乳液、クリームなどを使って優しく丁寧にスキンケアを行うのがポイントです。

監修者
【監修者より】
知ってほしい、
研究員の思い。

化粧品をつくる側だからこそ、
本当に良い化粧品は何かを伝えたい。

直接お肌につけるものだからこそ、私たち研究員は「お肌に優しく、そしてお客様のお悩みにより添える商品」の開発を使命としています。世の中には、たくさんの化粧品があふれています。日々、研究に熱を注いでいるからこそ、お客様にはご自身の肌に合った商品を手に取ってほしい。そう、切に願っています。

このサイトをご覧になっている皆さんは、お肌をいたわる化粧品を探していらっしゃることでしょう。お肌の知識や、化粧品業界の事情から「お肌への優しさ」というテーマで解説させて頂きました。皆さんの化粧品選びに少しでもお役に立てれば幸いです。

           

本当に、肌に優しい化粧品を届けたい。
理想の化粧品をつくるため、
リソウは研究を続けています。

1995年に健康食品の原料メーカーとして創業。成分開発の技術を活かし“肌に優しい化粧品”として美容液「リペアジェル」を代表とするリペアシリーズを製造・販売しています。本当に肌へ良い成分を追求し、業界で不可能といわれた生のビタミンCを配合する技術を開発。良質な植物原料にもこだわり自社農園にて無農薬栽培も行っています。

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