生理中の肌荒れ・肌悩み
生理中はどうしても肌が荒れてしまう…そんな悩みをお持ちの方は多いと思います。こちらでは生理中の肌荒れを悪化させないようなスキンケアと生活習慣のポイントをお伝えします。
生理中のスキンケア
使い慣れた化粧品を使う
生理中は普段よりも肌が敏感になっています。これは肌の免疫力が低下し、回復力も低下しているから。そんなときに新しい化粧品を試す場合は注意が必要です。
肌が弱っているから新しい化粧品を試してみたい、そう思うのも無理はありませんが、逆効果になってしまう可能性があります。いくら肌に良いからといっても、いつもと違う感触や香りの刺激が肌トラブルにつながるかもしれません。生理中は新しい化粧品を試すことは避け、使い慣れたものを使い続けたほうが無難です。
お肌に負担をかけない優しい洗顔
生理中は肌のバリア機能が低下して敏感になっているので、洗顔にも注意が必要です。泡立ちの良い洗顔料やW洗顔不要のクレンジングなどを使って、なるべく肌をこすらず負担をかけないように優しくケアしましょう。また、顔そりやピーリングなど、肌に刺激を与えるようなケアは避けてください。
化粧水でたっぷり保湿
冬場はもっとも外の空気が乾燥している時期で、肌の水分も油分も不足しがち。いつもより念入りな保湿を心がけましょう。まずは化粧水でたっぷり保湿し、乳液で不足している油分を補います。最後にクリームを使って潤いが逃げないようにふたをすることが肌荒れ防止につながります。
生活習慣を見直す
栄養バランスが整った食事
スキンケア以外でもさまざまな生活習慣を見直すことで、生理中の肌荒れを防ぐことができます。そのひとつが毎日の食事。甘いものを控え、栄養バランスが整った食事を心がけましょう。生理中は普段より血行がわるくなり、身体が冷えやすくなっています。
白砂糖を多く含む食べ物は身体を冷やしてしまうので、生理中は「鉄分」や「ビタミンE」を多く含む食材を取り入れるとよいでしょう。カロリーの高い食べ物の摂りすぎにも注意してください。生理で乱れてしまったホルモンバランスを整えたい場合は、大豆イソフラボンが豊富な食材や炭水化物を摂ることがおすすめです。
アロマでリラックス
生理中は痛みをはじめ何かとストレスを感じやすくなるもの。そんなときは香りでリラックスするのも効果的です。ゼラニウムやイランイランは女性ホルモンのバランスを整える効果があるとされています。また「ラベンダー」や「ベルガモット」は、リラックス効果や幸福感をもたらす作用があります。こうした香りを日常生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
女性の肌はホルモンバランスの変化に大きく影響されるので、無理のない範囲で対策を実践して健康的な肌を目指しましょう。