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化粧品で起きたトラブルについて

「お試しのつもりで使った化粧品で肌荒れを起こしてしまった」「自分の肌質に合わない化粧品を使用したことで肌荒れが起こってしまった」など、消費者相談窓口には多くの声が寄せられているようです。こちらでは、実際に起きた化粧品トラブルを紹介します。

かゆみや吹き出物などが発症してしまった事例

電話勧誘販売の化粧品

「肌に優しい化粧品です。有名タレントも愛用しています。販売〇周年のキャンペーンで、通常よりも安く購入できます」といった電話勧誘販売の化粧品でした。価格は3点セットで4万円。電話を受けたAさん(30代女性)は、タレントのように綺麗になれるならと購入を決めました。

ところが——。

毎日お手入れするよう説明があったので続けていましたが、使い続けているうちに顔がかゆくなり、ぶつぶつができるようになってしまったのです。

医師の診断は「化粧品のアレルギー」

Aさんが消費者相談窓口に相談したところ、肌トラブルと化粧品の因果関係を立証するには医師の診断書が必要なため、皮膚科を受診するようにアドバイスされました。

診断の結果は化粧品のアレルギー。Aさんは経緯を書面にし、診断書のコピーを付けて化粧品販売会社の代表者あてに郵送しました。その後の販売会社との電話交渉の結果、化粧品を返送して返金に応じてもらったようです。

このような化粧品による肌トラブルの相談は少なくありません。肌に異常を生じたときはすぐに使用を中止し、皮膚科を受診するようにしましょう。アレルギー症状が出た場合は専門医の指示に従い、自分だけの判断で治療を中断してはいけません。

肌トラブルは本人の体調や体質にも大きく影響されます。複数の化粧品を使用している場合は、原因の特定が難しいこともあるので注意が必要です。

代表的な化粧品被害の事例

茶のしずく

茶のしずくは福岡県の化粧品会社「悠香」のメイン商品。お茶の成分を配合している石鹸ですが、それに含まれた成分によって小麦アレルギーを起こす事例が相次ぎました。事態を重く見た厚生労働省は、2010年10月、消費者に向けて注意喚起を行なっています。

もともとアレルギー体質ではなかった人も発症しており、中には呼吸困難や意識消失など重篤な事例も報告されています。

カネボウ白斑

2013年、カネボウ化粧品の美白化粧品の使用で肌がまだらに白くなる「白斑」の被害が発生。その後も被害者は増え続け、翌年5月の時点で1万9千人近くに上りました。

カネボウによると、使用を中止すれば半年から1年で症状は回復するとされていましたが、実際には大多数の使用者に症状が残っているようです。

化粧品の実体は化学薬品?

化粧品の成分で肌荒れに

「化粧品に入っている粗悪な成分が原因で肌荒れを起こし、当院を受診する女性がとても多いです」

そう語るのは、日本皮膚科学会や日本美容皮膚科学会にも所属し、日頃から化粧品の害について警鐘を鳴らし続けている開業医の一人。開業当初は内科と老人医療が中心でしたが、肌トラブルに悩む女性があまりにも多かったため、皮膚科領域の研究にも携わったといいます。

話は以下のように続きます。

「化粧品の実体は、石油を精製して生み出された化学薬品です。そうした事実を知ったうえで、化粧品を使うべきかどうか考えるべきでしょう。当たり前の話ですが、化粧品は使えば使うほど害になる可能性は高まります。そして、使用量も種類も増えるほど化学薬品の毒性が複雑に絡み合い、肌トラブルの危険性は増します。一説によると、化粧品を12種類使用するとトラブルを起こす可能性は80%だといわれます。」

怪しい「ドクターコスメ」にご用心

最近は目周辺の化粧によって目やまぶたのトラブルも多くなっているとのこと。一例を挙げると、まぶたが腫れて目が見えにくいという症状の33歳女性の患者さん、化粧をやめて飲み薬と塗り薬の治療を施したところ、3回ほどの通院で治ったそうです。

前述の開業医は、化粧品被害の対策として以下の3点を挙げます。

  • 化粧をやめる
  • 自分で化粧品をつくる(つくりおきをしない)
  • ドクターコスメを使う

ドクターコスメとは、専門の皮膚科医がつくった化粧品のことです。しかし、最近はドラッグストアや通信販売でもドクターコスメを語った怪しい商品が販売されている例もみられます。実際に肌トラブルを起こして問題になった例も。間違いなく医学博士がつくったとわかる商品以外は、手を出さないのが賢明だといえるでしょう。

増え続ける化粧品の被害相談

相談が年間1,000件以上になることも

全国各地の消費者センターには、健康食品やエステと並んで化粧品についての相談が繰り返し寄せられています。化粧品関連の相談は、そのうちの7割近くがマルチ商法や通信販売など、販売方法や契約に関するトラブル。3割は肌トラブルに関連する被害相談です。(2020年12月調査時点)

とある消費者センターによると、化粧品の被害相談は年間30件から50件程度ですが、前述の「茶のしずく」や「カネボウ白斑」のような問題が起きると相談は急増。自分が使っている化粧品に不安を覚えるためか、類似商品に関する相談も合わせると年間100件に上ることもあるそうです。(2020年12月調査時点)

とはいっても、「○○会社の○○という化粧品は大丈夫か」といった相談に消費者センターは答えることができません。販売会社が非を認めているのであれば別ですが、国民生活センターが公表している警告情報以外は教えられないのが決まりだからです。もちろん医学的、化学的な因果関係も判断できないので、消費者センターでは化粧品の使用中止または医療機関の受診をすすめる程度のアドバイスに限られてしまいます。

異常を感じたらすぐに使用をやめること

消費者センターへ相談する人の多くは40代以上の女性。中でもシャンプーや白髪染め、育毛剤など髪の毛に関連する商品についての相談が多く、頭皮のただれやかゆみといった肌トラブルを訴える人が多いそうです。

とある化粧品販売関係者によると、肌の乾燥やあせも・ニキビのような吹き出物、日焼けのような赤ら顔などの肌トラブルの原因が化粧品だと気づいていない人が意外と多いのこと。つまり、実際の化粧品被害はもっと多いといえるかもしれません。

若い人は「肌に合わない」と感じたらすぐに使用をやめて違う化粧品に変える傾向があるため、肌トラブルは比較的少ないといいます。その一方で、年代が高くなると異常を感じても化粧品を変えることを躊躇するケースが多くなっているようです。それが被害につながっていることは間違いなさそうですね。

肌に異常を感じたらすぐに使用をやめること。これがいちばんの肌トラブル予防法だといえるでしょう。

監修者
【監修者より】
知ってほしい、
研究員の思い。

化粧品をつくる側だからこそ、
本当に良い化粧品は何かを伝えたい。

直接お肌につけるものだからこそ、私たち研究員は「お肌に優しく、そしてお客様のお悩みにより添える商品」の開発を使命としています。世の中には、たくさんの化粧品があふれています。日々、研究に熱を注いでいるからこそ、お客様にはご自身の肌に合った商品を手に取ってほしい。そう、切に願っています。

このサイトをご覧になっている皆さんは、お肌をいたわる化粧品を探していらっしゃることでしょう。お肌の知識や、化粧品業界の事情から「お肌への優しさ」というテーマで解説させて頂きました。皆さんの化粧品選びに少しでもお役に立てれば幸いです。

           

本当に、肌に優しい化粧品を届けたい。
理想の化粧品をつくるため、
リソウは研究を続けています。

1995年に健康食品の原料メーカーとして創業。成分開発の技術を活かし“肌に優しい化粧品”として美容液「リペアジェル」を代表とするリペアシリーズを製造・販売しています。本当に肌へ良い成分を追求し、業界で不可能といわれた生のビタミンCを配合する技術を開発。良質な植物原料にもこだわり自社農園にて無農薬栽培も行っています。

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