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肌に優しい美白有効成分

厚生労働省から「メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ効果」があると認められている美白有効成分。その種類は1つではなく、美白有効成分の種類によって働きや特性が異なります。化粧品に配合される代表的な美白有効成分の中でも、比較的肌刺激が少ない成分についてご紹介していきます。

化粧品の美白有効成分とは

美白有効成分は、メラニンの生成を抑える目的で医薬部外品の化粧品に配合されています。厚生労働省によって「メラニンの生成を抑え、シミやソバカスを防ぐ効能」が認められており、安全性と効果の観点から配合する量も決まっています。新成分の研究をしてから薬事許可を取得するまでに約10年程度の期間がかかるほか、配合量を変更するには新たな薬事申請が必要です。ハードルが非常に高いため、認可されている美白有効成分は20種程度しかありません。

しみのもとになるメラニンの生成を抑えたり、日焼け後の色素沈着やしみ・そばかすができるのを防いだりする効果が認められています。紫外線が強くなる春・夏シーズンに、美白有効成分配合の化粧品が多く発売されるのはこのためです。

美白効果が期待できる代表的な化粧品成分

化粧品に配合される主な美白成分をご紹介します。

  • ビタミンC誘導体
  • トラネキサム酸
  • コウジ酸
  • アルブチン
  • プラセンタ
  • カモミラET

また、次の植物由来成分は、古くからシミ・くすみに良いとされてきた歴史がありますが、厚生労働省に効果を認められていないため、美白有効成分には該当しません。

  • 油溶性甘草エキス
  • カンゾウフラボノイド
  • ソウハクヒエキス
  • シャクヤクエキス
  • トウキエキス
  • ワレモコウ
  • スイカズラエキス
  • クララエキス

厚労省が認めた16種類の美白有効成分

ひとくちに美白有効成分といっても、種類によってメラニンへのアプローチや肌との相性が変わってきます。肌質やシミ・くすみの状態に合わせて、自分に合った美白有効成分を見つけてみてください。

できるだけリーズナブルに美白ケアがしたい

ビタミンC誘導体 メラニン生成を抑制しコラーゲン生成のサポートをする
アルブチン TRP-1の阻害によるしみの抑制
プラセンタ 肌全体のトーンアップ&しみ・そばかすにアプローチ
トラネキサム酸 ブラスミンを抑制した美白ケア

くすみやシミにアプローチできる成分です。プラセンタは、肌内部の水分保持バランスを正常化させる役割を持っているため、保湿効果も期待できます。ドラッグストアで販売されている化粧品に配合されていることが多く、ときには1,000円以下のプチプラコスメにも使われているので、できるだけリーズナブルに美白ケアをしたいと考えている方におすすめです。

不安定なビタミンCを安定化させた「ビタミンC誘導体」は肌馴染みが良く、艶やかなうるおい肌を目指せます。ビタミンC誘導体は別名で「アスコルビルグルコシド」や「3-O-エチルアスコルビン酸」と記載されることもあります。

トラネキサム酸は肝斑にもアプローチできる成分

シミにはたくさんの種類があります。中でも、普通の美白有効成分で太刀打ちできないのが、ホルモンバランスの乱れが原因でできる肝斑です。肝斑は、妊娠中の女性や更年期に入った女性によくみられます。

そんな肝斑にアプローチできるのがトラネキサム酸です。メラニンが作られるメラノサイトを刺激する「プラスミン」の分泌を抑制して、メラノサイトの動きを緩やかにすることで、シミや肝斑ができるのを防いでくれます。

より効率的にアプローチできるスペシャルな美白有効成分

エラグ酸 チロシナーゼを阻害し、しみの発生を抑制する
4MSK チロシナーゼを阻害し、しみが作られるのを抑制する
T-AMCHA プラスミンの生成を抑え、美白効果にアプローチする
D-メラノ™ メラノソームを転送抑制し、しみの発生を抑える
ルシノール チロシナーゼを阻害にし、シミの合成を抑制する
コウジ酸 チロシナーゼやメラニン合成を阻害し、しみを抑制する
リノール酸 チロシナーゼを阻害し、しみの合成を抑制する
マグノリグナン チロシナーゼの成熟を阻害し、しみの発生を抑制する
TXC プラスミンの抑制し、美白効果を出す。特に肝斑にとくアプローチする
PCE-DP 肌にメラニンが蓄積されるのを抑え、しみやそばかすの発生を防ぐ
カモミラET エンドセリンを抑制し、しみができるのを防ぐ
AMP ターンオーバーを促進し、しみが肌表面に出るのを抑制する

美白有効成分の中でも、ハイブランド化粧品の美白ケア用品によく使われている成分です。ピンポイントでスピード感のある美白対策ができるのが特徴。ほとんどの美白有効成分は「チロシナーゼ」に対してアプローチします。

チロシナーゼとは

チロシナーゼは、シミのもとになるメラニン色素を作り出す成分です。酵素の一種に分類されます。チロシナーゼは、メラノサイトが活性化されると生成される仕組み。チロシナーゼによってメラニンの生成が活性化するため、そのまま放っておくと肌の表面にしみが目立ち始めるのです。つまり美白有効成分によってチロシナーゼの活動を抑えられれば、しみへのアプローチにも期待できます。

強力な美白有効成分の肌刺激について

シミにアプローチできる美白有効成分の中には、さらに上をいく効果を期待できる成分もあります。それが「ハイドロキノン」と「トレチノイン」です。これらの成分は、メラニンを生成する「メラノサイト」を破壊できるのが特徴。別名「肌の漂白剤」や「肌のしみ抜き剤」と表現されるほど、高い美白効果をもっており、基本的に美容クリニックや皮膚科などの医療現場で使用されています。

日本では厚生労働省の許可が降りていないため、一般的な化粧品にハイドロキノンとトレチノインが配合されることはまずありません。ハイドロキノンとトレチノインを配合した化粧品が販売されているのは、海外のドラッグストアくらいです。美白効果が期待できる反面、肌への刺激がとても強いという特徴があります。刺激の少ない美白化粧品をお探しなら、ハイドロキノンとトレチノインが配合されている海外コスメは避けたほうが良いでしょう。

肌に優しい美白有効成分を選ぶときに気をつけたい3つのポイント

美白有効成分が入った化粧品をお探しの方は、3つのポイントに気をつけて商品を選んでみてください。

  • 自分が求めるレベルの美白対策ができる成分が配合されているか
  • 肌刺激の強い成分が使用されているかどうか
  • 継続して購入し続けられる価格帯か

ひとくちに「シミ」と言っても、その種類や原因はさまざま。効果のある成分はシミの種類によって異なります。まずは、「どれくらいの美白効果を求めているのか」を明確にして、自分のシミ・くすみの種類に合った成分をピックアップすると良いでしょう。

肌刺激が強すぎると炎症が起こり、最終的に色素が沈着する可能性もあるため、肌刺激の強い成分が使用されているかどうかをチェックすることも大切です。

また、美白化粧品は使い続けることが前提です。継続して購入できそうな価格帯の商品をピックアップして、自分の肌に合う美白化粧品を見つけましょう。

監修者
【監修者より】
知ってほしい、
研究員の思い。

化粧品をつくる側だからこそ、
本当に良い化粧品は何かを伝えたい。

直接お肌につけるものだからこそ、私たち研究員は「お肌に優しく、そしてお客様のお悩みにより添える商品」の開発を使命としています。世の中には、たくさんの化粧品があふれています。日々、研究に熱を注いでいるからこそ、お客様にはご自身の肌に合った商品を手に取ってほしい。そう、切に願っています。

このサイトをご覧になっている皆さんは、お肌をいたわる化粧品を探していらっしゃることでしょう。お肌の知識や、化粧品業界の事情から「お肌への優しさ」というテーマで解説させて頂きました。皆さんの化粧品選びに少しでもお役に立てれば幸いです。

           

本当に、肌に優しい化粧品を届けたい。
理想の化粧品をつくるため、
リソウは研究を続けています。

1995年に健康食品の原料メーカーとして創業。成分開発の技術を活かし“肌に優しい化粧品”として美容液「リペアジェル」を代表とするリペアシリーズを製造・販売しています。本当に肌へ良い成分を追求し、業界で不可能といわれた生のビタミンCを配合する技術を開発。良質な植物原料にもこだわり自社農園にて無農薬栽培も行っています。

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