辛いものを食べると肌荒れする?
辛い食べ物と肌荒れって関係あるの?
女性といえば甘いものが好きというイメージですが、辛い物が好きな女性も意外に多いもの。辛いものを食べることで新陳代謝に働きかけたり、ストレスを発散したりするという方が多いようです。ですが「辛い食べ物で肌荒れする」と聞くと、「うかつに食べられないのでは…?」と心配する人もいるのではないでしょうか。とくに、普段からニキビなどの肌トラブルに悩まされている人にとっては知っておきたいポイントです。ここでは、辛い食べ物と肌荒れの因果関係について説明しています。
酸性リコピンが刺激となるケース
辛口メニューの具材として、トマトや唐辛子などの赤い食材が入っていることは多いもの。これらの食材には、酸性リコピンという成分が含まれています。この酸性リコピンをたくさん摂取することで体が酸性へと傾き、肌のpHが揺らいでしまったためにニキビができるケースが考えられます。辛いものの成分が直接肌荒れを引き起こすことは考えにくいものの、肌のpHが揺らぐことで正常に保たれていた肌のバランスが崩れ、ニキビができる引き金となります。
胃腸に負担・問題があるケース
辛いものを食べると身体から汗がどっと吹き出すような代謝を感じることがありますよね。ただし辛いものを食べ過ぎると胃腸に負担がかかってしまい、刺激された多量の胃液によって胃や腸が荒れてしまいます。胃腸が荒れると必要な栄養を十分に吸収できなくなるため、ニキビや肌荒れに繋がることも。とくに、普段から胃腸が弱いと自覚している方は辛いものの摂りすぎには注意が必要です。
辛いものと同時に甘いものを摂取するケース
人によっては、辛いものと甘いものを同時に摂取しているケースがあります。辛いものと一緒に炭酸飲料やジュースを飲むことで糖分を摂り過ぎてしまうと、ニキビの炎症を悪化させてしまいます。糖分自体は体に必要な成分ですが、摂りすぎてしまうとニキビができる原因にもなるため注意が必要です。また口直しに甘いデザートが食べたくなるという方は、糖分と同時に脂肪分を多く摂ってしまうことでニキビができるというケースもあります。