肌荒れもしやすい「季節の変わり目」
湿度が大幅に下がって感想しやすくなる秋冬をはじめ、季節の変わり目を迎えると肌荒れなどのトラブルに見舞われることが増えてきます。ここでは、そんな肌荒れがなぜ季節の変わり目に起きやすいのか、そんな時におすすめのスキンケア方法などについて紹介していきます。興味がある人は参考にしてみてください。
季節の変わり目と肌荒れの関係
体調不良だけでなく肌荒れもしやすい季節の変わり目
季節の変わり目になると体がだるくなったり、頭痛がしたり、胃腸の調子が悪くなるなど体調が優れないと感じる人も多いのではないでしょうか?その中でも特に多いのが、乾燥と肌荒れです。国内の大手化粧品メーカーが20代から40代までの女性200名を対象にアンケート調査を行ったところ、なんと97%もの人が寒暖差によって肌にダメージを受けるという意識があると答えました。具体的には、乾燥や痒み、ゴワゴワ・ザラザラといった手触りの悪さ、化粧ノリの悪さなどを実感しているようです。
季節の変わり目と肌荒れの関係は本当にあるの?
季節の変わり目のタイミングで敏感肌になることを多くの女性が実感しているように、季節の変わり目は、肌荒れや敏感肌を引き起こす原因の1つと考えられます。特に夏から秋冬にかけての季節の変わり目により実感する人が多いようです。それにはいくつかの理由があるようです。
乾燥によるダメージ
夏は日差しが強く紫外線による影響を受けやすかったり、冷房を効かせるためのエアコンの風が肌を乾燥させたりすることで、肌はダメージを受けてしまいます。それに加えて秋から冬になると北風が強くなって大気が乾燥し、肌荒れの原因となってしまいます。
体の冷え
秋冬になると気温が下がり、体の冷えが気になります。体が冷えると血行が悪くなってしまい、それが原因で肌の代謝も悪くなってしまうのです。
睡眠不足
温度・湿度と睡眠には深い関係があります。夏の暑さで寝苦しく感じる一方で、秋冬は気温が低かったり、空気が乾燥することで眠れなかったり、寝ている途中で目が覚めてしまうなど、眠りが浅くなってしまいがち。睡眠が十分でないと、肌の代謝が遅れて、肌への栄養供給が上手くいかず、肌荒れの原因となってしまいます。
暴飲暴食
夏の暑さで夏バテになり、食欲がなかった人も涼しくなるとついつい食べすぎたり飲みすぎたりしてしまうことも。食欲の秋という言葉があるほか、年末になると忘年会などで胃腸に負担をかけてしまうことが多くなってしまいます。また、体を温めるために刺激のある辛いものを食べてしまうと、消化器全般の働きが落ちてしまい、解毒作用が鈍って、肌荒れになりやすいと考えられているのです。
「敏感肌用」美容液で季節の変わり目寒暖差から肌を守る!
肌荒れしてしまった場合はどうすればよいのでしょうか?肌トラブルを感じた時に行う対処法をアンケート調査で聞いたところ、最も多かったのが保湿ケアの強化です。その後は、睡眠時間を増やす、敏感用スキンケアを使用する、スキンケアをシンプルにする、栄養価の高いものを食べるといった意見が続きました。まとめると、保湿をするのが最優先で2番目にしっかりと睡眠をとることが重要だということです。
では具体的に保湿をするための方法としてどのようなことを行っているのでしょうか?実際に肌荒れに悩んでいる人が実践していることを紹介していきます。
高保湿のしっとりしたアイテムを使う
・しっとりタイプの化粧水や、乳液、洗顔を夜に行い、朝はぬるま湯だけにしています。
・元々、乾燥肌で年中、肌が乾燥しているため、秋冬の時期になると特に保湿力の高いスキンケアアイテムを使うようにしています。保湿力の高いものを使うことで、肌の状態が改善されているような気がします。
・夏はさっぱりタイプのものを使っていますが、冬は多少のコストをかけてでも高保湿のものを揃えるようにしています。
フェイスマスクでケア
・コットンパックをしています。常にしている感じ。スマホを触っている時に化粧水をコットンに浸して量頬あたりを中心に貼り付けています。
・週に1度、保湿のパックをしています。
アイテムの併用
・とにかく保湿を心がけています。市販のもので改善されない場合は、早めに皮膚科へかかり、保湿ローションや保湿クリームを処方してもらっています。
・寒い時期は乾燥が気になるので、毎日、シートパックをするようにし、目元はアイクリームを多めに塗ってケアしています。